外で働く夫を陰で支える妻をたたえた「内助の功」という言葉がありました。

HOME

夫婦のあいだで仕事と家事の役割分担が決まっていた時代の昔の言葉です。最近ではあまり使われなくなりました。

戦後になってもしばらくのあいだは、「男は仕事、女は家庭」という夫婦の役割分担は当たり前でした。

女性の社会進出

1960年代からの高度経済成長によって共働きの家庭が増加し、女性たちも社会に出て働く楽しさを知ります。結婚を機に退職して専業主婦になる女性は減り、出産を理由に職場を一時的に離れる女性が増えました。 子供が大きくなると再び社会に出て働くことが少しずつですが一般的になりつつあります。

働く女性にとっての負担

共働きの家の小学生は、学校から帰っても家に誰もいません。夕方、暗くなるまで外で遊んでいる子供たちは、周囲の大人たちから「カギっ子」と呼ばれました。首にカギをぶら下げていたからです。

夫婦が両方とも仕事をしているなら、家事の分担も本来平等であるべきです。実際には「男は仕事、女は仕事と家庭の両方」という家も少なくありませんでした。 まだ社会には「女は家庭」という考えが残っていたためです。 女性たちはいかにして仕事と家庭を両立させるかに悩みました。

男女共同参画社会の到来

1985年、男女雇用機会均等法以降、女性の社会進出、社会参加の環境は徐々に整い、職場での男女差別の撤廃が進みました。

女性だけが働きやすくなったのではありません。

「男は家庭、女は仕事」という従来とは逆の男女のありかたも、理屈の上では容認されるようになります。それまでひっそりと隠れていた専業主夫の男性にも、ようやく日が当たるようになりました。

働く女性の葛藤

女性の敵は女性といわれます。一部の女性たちは、家でくつろぐ同性の専業主婦に批判の矢を向けます。世間の荒波にもまれて燃え尽きたあげく、お気楽そうな専業主婦になりたいと本音をもらす人もいます。

専業主婦に対する反感と羨望の眼差し。働く女性は相反する二つの感情を抱えながら生きています。専業主夫もまた同様に、世間一般からの「反感と羨望」の視線を感じているのです。

このサイトでは、現在進行形で専業主夫として暮らしている筆者自身の経験を交えつつ、その実態を解説していきます。